私こと佐々木りりぃ(@saakilily9425)は、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)という気質を持っています。
ブログやstand.fmでこのHSPについて発信していますが、自分がHSPだと気づいたきっかけを話していませんでした。
そこで今回は、HSPだと気づいたきっかけについて書いていきます。
HSPでの苦労話も赤裸々に書くので、共感できる方も多いと思いますよ。
HSPだと気づいたきっかけは「朝のニュース」
私がHSPだと気づいたきっかけは、息子(当時1〜2歳)と見ていた朝のニュースでした。
特集でHSPが取り上げられていて、物事を深く考えるなどの特徴を紹介していたんです。
その特徴を見た瞬間「私、これだ!!」って思ったんですね。
早速、ネットで診断ができるということでやってみました。
すると、ほとんど全ての項目にチェックが入りHSPとのこと。
「やっぱり、私ってHSPなんだ!」と、その日2度目の確信を得た瞬間でした。
これが、私がHSPだと知ったきっかけです。
本当に偶然、朝のニュースで知ったので、知るべくして知ったのかなと思っています。
HSPだと自覚するまで苦労したこと
さて、私がHSPだと気づいたきっかけを紹介しましたが、それまでは苦労の連続でした(今も苦労はしますが減った気がします)
プロフィールでも触れているのですが、学生時代はいじめを受けていたんですね。
元々内気な性格で、人の顔色をうかがうような子供だったので、それが標的になるきっかけになったんじゃないかと思っています。
中学生の時は、担任の先生に「繊細すぎて接し方が分からない」と呆れられることも。
親からも、「神経質すぎ」や「人の目を気にして何が楽しいの?」と言われて、自分はダメな人間なんだと思い続けていたんです。
社会人になってからも変わらず、入社したアパレル会社では「佐々木さんみたいな内気な人他にいないよね」なんて言われて落ち込みました。
何気なく言った言葉かもしれないんですが、なんだか自分を否定された感じだったんですよね。
ずっと、
「なんで自分はこんなに人と違うんだろう」
「落ち込みやすくて、傷つきやすい自分が嫌」
って思っていました。
怒っている人がいると、自分が怒られているようで怖いし、大きな音や眩しい光が苦手。
人に見られると仕事ができなくなって、緊張してしまう。
こんな敏感な自分が、大嫌いでしょうがなかったです。
ストレスも溜まりやすくて、自家中毒を起こしては、1週間ほど学校を休むことも多かったです。
HSPだと知るまでは、こんな自分は変なんだと否定し続けていました。
HSPだと気づいて変わったこと
繊細で神経質な自分が嫌いでしたが、HSPだということを知ってからは、急に心が軽くなったんです。
何故かというと、
「私だけじゃないんだ」
「私と同じ人も、この世界にはたくさんいるんだ」
「持って生まれたものだから、しょうがないんだな」
と思えるようになったからです。
今まで許せなかったことも、HSPの気質だと分かって、仕方がないことだと受け入れられました。
それからは、とても気が楽になって自分を責めることもなくなりましたね。
HSPということを前向きに捉えられるようになり、ストレスへの対処法や気持ちの整え方を、積極的に勉強し始めました。
いじめが原因もあると思うんですが、自分を好きになれなかった私が、ここまで自分を大切にできるようになるなんて驚いています。
どこか投げやりに過ごしていたけど、今では自分の心で感じることを大切に生活できています。
HSPをもっと勉強したいと思った理由
自分がHSPだと分かり、ネットや本で学ぶうち、他にも苦しんでいる人が多いということを知りました。
私もHSPだと知る前は、苦労やストレスが多く何度も体調を崩していたので、他の人の気持ちが分かります。
そこで、こんな私だけど、
「何とかHSPで苦しむ人の力になれないだろうか?」
という思いが芽生え始めたんです。
元々、人から相談をされることも多かったので、この特徴を活かせないかと考え始めました。
具体的には、HSPの本をさらに読んだり、カウンセラーの資格を取ることに。
ちゃんと人の為になるかはまだ自信がないけど、ブログを立ち上げたり、スタエフという音声配信でHSPのことを発信したりしています。
今後も私の経験を活かして、悩んでいる方の役に立つような情報を発信していこうと思っています。
今後「HSP」とどう向き合っていく?
私は、自分がHSPだということをSNSなどで隠さずに話しています。
HSPってまだ知らない方が多いので、理解されにくいんですよね。
なので、少しでもHSPを知ってもらうためにも、私自身包み隠さず公表しています。
夫や家族にも伝えました。
夫は戸惑ってはいたんですが、ちゃんと受け入れようとしてくれているので、伝えて良かったと思っています。
ただ私の母には、「神経質に考えて」と言われたので、やっぱり理解できない人もいるのかなと悲しですが実感しました。
私自身も、他の人の感覚は理解できない部分もあるので、これはしょうがないことですよね。
でも、私はHSPだということを恥ずかしいとは思っていません。
むしろ、他の人よりも色々な感覚が敏感なので、誰よりも楽しく暮らせるんじゃないかと思っています。
季節の移ろいを感じて感動したり、子供の成長を人一倍嬉しく思ったり。
HSPじゃないと分からない幸せが、たくさん転がっていると思うんです。
なので、HSPという自分を大切にしながら、今後も過ごしていこうと思っています。
前の私と同じく、
「HSPで悩んでいる」
「繊細で苦しい」
と思っている人に、このブログを通して、少しでも自分自身を好きになるきっかけになったら嬉しいです。