こんにちは!
HSP &フリーランスママの佐々木りりぃ(@saakilily9425)です。
私は、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と言われる繊細さん。
そして息子もHSPの子供版、HSC気味だと気づいたんです。
ここでは、息子がHSCだと気づいたきっかけについて紹介します。
息子がHSCだと疑い始めたきっかけ
私の息子は、満3歳で幼稚園に入園しました。
入園当初から、先生に「◯◯君は癇癪がすごくて・・・」と言われていたんです。
この時は、子供が癇癪を起こすのは当然なので、そこまで気にしていませんでした。
しかし入園後に、参観日2回、運動会1回と行事があったのですが、その全てで息子は泣きじゃくっていたんです。
教室の隅にいって泣いているのを見て、最初こそ「慣れないからママを見て寂しくなったのかな?」と思っていました。
でも、行事での様子や癇癪の件で先生と面談をすることになって、いよいよ他の子とはちょっと違うのかなと思い始めたんです。
そこで、これまでの行事の様子を思い返したんですね。
「そういえば、いつも行事の時は不安そうに泣いてたな」
と、息子の表情を思い出して気づきました。
この時に初めて、
「もしかしたら息子も私と同じ繊細さんなのかもしれない!」
そう思ったんです。
HSCの子は、
・環境の変化に慣れるのに時間がかかる
・行事の日は緊張して普段通りの力を発揮できない
・癇癪を起こしやすい
という特徴があるんです。
息子は、この特徴に当てはまっているようだったので、HSCなのかもと疑いはじめました。
息子がHSCだと気づいて思ったこと
息子がHSCだと気づいた時、私自身もHSPであるということから、あまり驚きませんでした。
でも、もしかしたら息子はこれから苦労が多いかもしれないと、心配の方が大きかったですね。
私は小さな頃から、繊細なゆえに苦労をしたので、息子も同じように苦しんでほしくないと思いました。
しかし、親にできることは限られますよね。
ならば、この子の1番の理解者になろうと、HSCについて勉強をしばしめました。
HSCのことを勉強する日々
HSCの勉強をするうちに、子供の気持ちを受け止めて共感するのがいいと知りました。
そこで、子育てのコミュニケーション方法を本で学ぶことにしたんです。
1番感動したのは、「子育てコーチングの教科書」という本を読んだ時。
コーチングという職業は、それまで知らなかったんですが、子供とのコミュニケーションにとても役立つ方法だったんです。
早速、息子との会話で試してみたりして効果を実感しています。
そうやって、息子がHSCだと知ったことで、子供とのコミュニケーションについて学び始めました。
今は、チャイルドカウンセラーの資格取得して子育てに活かしています。
HSCとどう向き合う?
私も強いHSP気質を持っているので、息子の気持ちはある程度わかるかもしれません。
しかし、同じHSPでも人によって敏感な感覚は違うので、息子をよく観察しながら過ごそうと決めました。
またHSC気味だからと言って、枠にハマった子育てはしたくないと思っています。
「HSCだから、こういうことはやらせない」
「HSCだから、こういう環境には行かせない」
など親が決めつけてしまっては、息子の可能性を狭くしてしまうと思うんです。
それに、私がセルフチェックしてHSCかもと考えたので、息子本人の感覚とズレている可能性も。
なので、ブログやSNSではHSC「気味」という表現にし、決めつけないようにしています。
息子がのびのび成長できるように、私はサポートしながら向き合っていきたいですね。
HSCの子を持つ親御さんに言いたいこと
息子がHSCだと知ったきっかけを紹介しましたが、知っておいて欲しいのはHSCは病気ではありません。
子供の特性というか性格というか、生まれ持ったものなので治ることもないんです。
もし「自分の子供がHSCかもしれない」と感じても、悲観しないでください。
その子は、敏感で繊細がゆえに育てにくいと感じるかもしれませんが、素晴らしい能力を持っているんです。
道端の花を綺麗と感じたり、空に浮かぶ月を見て喜んだり、感受性が豊かでとても可愛いんですよ。
私の息子も、小さな花を見つけては喜びますし、夜に星や月を見ることが大好きです。
そして、とても優しいんです。
親バカと言われるかもしれませんが、私はそんな息子が大好き。
HSCでもなんでも子供は自分の子供なので、少しずつでも寄り添えるように見方を変えてみてください。
きっと、子供がより愛おしくなりますよ。
でも、時には落ち込むこともあるかもしれません。
そんな時は、このブログを覗いて、少しでも気持ちが軽くなれば嬉しいです。