「人付き合いが苦手なんだよな、、、」
「HSPで人間関係に悩んでいるけど、対策はないかな」
と悩んでいませんか?
HSPさんは人に気を遣い過ぎてしまうので、人間関係に悩みさらに傷つきやすいです。
私も、学生の頃からいじめなどを受けて、人間関係では人一倍悩んできました。
そこで、接客業を8年やっていた私の経験から、上手く人と付き合うための対策を紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
・人間関係が上手くいかなくてツライ
・人間関係でHSPが気をつけるべきことを知りたい
・苦手な人付き合いの対策を知りたい
ツライ思いをしているHSPさんが、少しでも人付き合いで楽しくなれると嬉しいです。
HSPさんが人間関係で悩みやすい理由
最初に、HSPさんが人間関係で悩む理由をまとめました。
理由がわかると対策もしやすいので、自分がどのタイプか知っておきましょうね。
HSPさんの特徴をさらに詳しく知りたい方は、先にこちらを読んでみてください。
共感力や感受性が高く人の気持ちを察してしまう
HSPさんは、共感力が高い方がとても多いのが特徴。
人の気持ちがなんとなく分かってしまうので、気を遣い過ぎてしまったり機嫌を損ねないかと気を張ってしまいます。
結果的に、人といると疲れてしまい人間関係で悩むことに。
私は顔色を伺うことが苦痛で、人を避けてしまっていました。
知りたくなくても、HSPさんは察してしまうのでツライですよね。
他人の目が気になり萎縮してしまう
人の感情に敏感なので、人の目を気にしてしまうHSPさんが多いです。
自分が、他人よりも劣っていると思っていることもあり、余計人の目を気にしてしまう羽目に。
人にどう思われるかが気になってしまうので、自分の好きなことも我慢してしまいます。
本当はやりたいことがあるのに、他人の目が気になってできないなんて悲しいですよね。
嫌われるのが怖くて本音が言えない
HSPさんは他人との境界線が薄いので、人からの評価が自分自身の評価になってしまう傾向があります。
「この言葉を言ったら、変な人って思われるかな」
「言いたいことがあるけど、◯◯さんの方が正しいのかも」
など、嫌われるのが怖くて自分の本音を言えません。
自分の意見を言えないことで自己肯定感が下がり、さらに自分に自信がなくなってしまいます。
自分に自信がないと、ますます他人の評価が気になってしまうので負のループに陥ってしまうんです。
私もこの状態で、抜け出すのが大変でした。
気を遣いすぎて断れない
気遣いが上手なHSPさんは、人に優しい方が多く頼まれるとNOと言えないことも。
「断ったらこの人は困るだろうな」
「飲み会行きたくないけど、せっかく誘ってくれたから行かなきゃ」
と相手に気を遣って、自分を追い詰めてしまうことも少なくありません。
自分の仕事ややることがあっても断れないので、タスクが増えて大変な思いをしてしまうこともあります。
断って人に迷惑をかけるなら自分が頑張らないと」と思ってしまうんですよね。
相手の不機嫌は自分のせいだと考えてしまう
上司や家族などが不機嫌な時は、自分のせいかもしれないと思ってしまうのがHSPさん。
私も友人などの機嫌が悪いと、どんどん自分を責めて苦しくなっていました。
相手の機嫌を直そうとしても、自分ではどうにもならないです。
相手の感情は相手の問題だと気づかなければ、いつまでも人の顔色を伺って過ごさねばなりません。
HSPさんが避けるべき人の特徴
次に、HSPさんが避けるべき人の特徴を紹介します。
人間関係で悩まないためには、自分にあった人との付き合いがポイントになるので、苦手な方の特徴を知っておきましょう。
コロコロと意見が変わる人
職場や友人などで、意見をコロコロと変える人はいませんか?
HSPさんは真面目な方が多いので、言われた意見に振り回されることがあります。
例えば、
「この書類の期限は、明日の昼までに」
しかし次の日の朝になって
「書類はできている?今すぐ出してくれないと困る」
など、これは極端な例ですが、実際に意見を変える人がいます。
さっきまで言っていたこととは違うことを言うので、混乱してしまうんですよね。
言い方は悪いですが、適当に意見を言う人とは距離を置いた方が気疲れしません。
気分屋な人
気分屋な人も、HSPさんは苦手だと思う傾向が高いです。
さっきまで上機嫌だったのに、今は不機嫌なんてこともしばしば。
自分の気分次第で場の空気を悪くしてしまうので、HSPさんは萎縮してしまいます。
否定的なことを言う人
HSPさんが何か言うたびに、否定的なことを言う人も注意が必要。
人との境界線が薄いので、相手の意見に引っ張られてしまい、自分を否定的に捉えてしまいます。
またやりたいことがあっても、否定されてしまうとやる気も削がれますよね。
ネガティブな意見が多い人は、HSPさんにとってマイナスになる可能性がありますからご注意を。
マウントを取ってくる人
マウントを取る人も、HSPさんにとってはストレスになり人間関係が悪化する原因に。
マウントを取るのは、自分の立場が上だと思って優越感に浸りたいだけ。
誠実な関係を築きたくても、無理な場合があるので言動にモヤっとした場合は注意しましょう。
自分を利用しようとする人
HSPさんは頼まれごとを断れない時があるので、利用しようとする人も中にはいます。
私は職場で年上の人に利用され、ひどい目にあいました。
無理難題を押し付けてくる人には、はっきりと断りを入れるのが得策。
言いにくい場合は会話の回数を減らすなど、自然な形で距離を置くことをおすすめします。
悪口や愚痴を言う人
悪口や愚痴を言う人と一緒にいるのは、HSPさんにとって刺激が強く苦痛です。
共感力が高いので、自分が言われているように感じて苦しくなってしまうんですよね。
声のトーンや表情などからも、負の感情を読み取ってしまうので、HSPさんの心は重くなってしまいます。
HSPさんが良い人間関係を作るためのポイント4つ
HSPさんが毎日穏やかに過ごせるように、良い人間関係を築くためのポイントを紹介します。
人間関係は、付き合う人を選ぶのも大事。
自分に良い影響の人達を見つけて、楽しく過ごしましょうね。
自分の気質にあった人とだけ付き合う
HSPさんは、物事を深く考えるなどの気質を持っているので、そんな自分を受け入れてくれる人と付き合うのが一番。
威圧的な人ではなく、穏やかで安心する人が良いでしょう。
私の友人も穏やかな人なので、一緒にいて落ち着きます。
友人同士で常に一緒にいるのではなく、お互いひとりの時間も大切にできるような関係性になれると尚良いですね。
比較したり評価を気にしすぎない
人間関係を良好にするには、比較をしたり他人の評価を気にしすぎないことです。
人と比較をすると妬みが生まれますし、評価を気にすると自由に自分を表現できません。
まずはHSPさんが自分らしくいられるように、他人は他人と割り切って過ごすと気持ち的に楽です。
また、無理に人から好かれようとしないことも大切。
どうしても馬が合わない人はいるので、嫌われてもしょうがないと思って受け入れてしまいましょう。
頼れそうな人には頼る
職場などで仕事を頼まれることが多い場合は、頼れる人を作っておくのもおすすめ。
仲が良い同僚や上司など、助けてくれる存在がいると気持ちが楽です。
人に頼るのが苦手なHSPさんでも、相手の負担にならない程度のものなら言いやすいはず。
「この部分を少し修正してほしいんですけど」
「5分だけ休憩するので、今だけお客さんを見てもらえますか?」
など、負担が少ないものなら罪悪感もなく頼めますよね。
また「時間がある時でいいんですけど」と、一言添えてお願いするのも良いでしょう。
自分の気持ちの負担にならない程度で、頼れる人や頼り方を決めておくと良いですよ。
断るときは自分ルールを基準にする
HSPさんは断ることが苦手な方が多いので、あらかじめ断る時の自分ルールを決めておくと迷わずに済みます。
例えば、
・大勢の集まりには行かない
・付き合うのは◯時間まで
・仕事を頼まれたら代わりに他を頼む
・3回に1回は断る
と自分の中でルールを決めておけば、何か頼まれた時も落ち着いて対応できます。
私が独身の時は、「3回に1回は飲み会を断る」と決めて、苦手な集まりを回避していましたよ。
このように、自分が付き合いたい人だけを選んだり、考えを変えるだけで格段に人間関係が楽になります。
私も付き合う人を選ぶようになってからは、人間関係であまり悩まなくなりました。
どうしてもツライ場合は、信頼できる人に相談したり環境を変えてしまうのもアリですよ。
HSPさんの人間関係の悩みは自分の気質に合わせると解決する!
HSPさんは、共感力や感受性が高いので、どうしても人間関係で悩みがちです。
心地いい人間関係を築くポイントとして、
・自分の気質にあった人とだけ付き合う
・比較したり評価を気にしすぎない
・頼れそうな人には頼る
・断るときは自分ルールを基準にする
の4つを紹介しました。
優しくて真面目な方が多いHSPさんは、マウントを取る人や愚痴ばかり言う人とは距離を置くのが得策。
自分が心地よく安心できる人との付き合いを大事にすることで、グッと人間関係が楽になります。
安心して自分を表現できる場であれば、HSPさんは伸び伸びと生活できます。
心地よい環境になるよう、対策をしながら整えてみてくださいね。